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DISEASE CAT

よくある猫の病気

室内飼いで病気のリスクを軽減

猫は基本的に室内飼いをすることをおすすめしています。屋外では野良猫から猫エイズや寄生虫感染症、猫白血病ウイルスなどに感染するリスクもありますし、交通事故にあう可能性があります。

また、食事の内容や量に気を配り、種類や年齢、状況に応じたフードを与えることを心がけましょう。さらに屋内でも適度な運動ができるように、キャットタワーを置くなどして肥満対策をしてあげてください。日々猫と接する中で、気づいたことがあれば遠慮なく当院にご相談ください。

猫泌尿器症候群(FUS)

おしっこの中に結晶や結石が出来たり、おしっこが濃くなる事で膀胱の粘膜が傷害され、
頻尿や血尿などの膀胱炎症状が見られる病気で、猫の生活習慣病になっています。
特にオス猫では尿道が詰まるリスクがメス猫よりも高く、完全に詰まると数日で死亡することもある恐ろしい病気です。

こんな症状が現れたら要注意

治療が遅れると慢性化することもあり、腎臓への影響の程度によっては命に関わることもあるので、気になる症状が現れたらすぐに受診しましょう。

  • 頻繁にトイレに行くようになった
  • おしっこがなかなか出ない、もしくはチョロチョロとしか出ない
  • おしっこをあちこちでしてしまう
  • おしっこに血が混じるっている
  • 元気がない、食欲が減った、嘔吐がみられる

猫泌尿器症候群の予防

新鮮な水をいつでも飲めるように用意し、適度な運動をさせるなど、日頃のケアが大切です。また、トイレはいつも清潔にしておしっこを我慢させないようにしましょう。 猫泌尿器症候群・尿路疾患対応のフードを与えることも有効です。肥満やストレスなども慢性化させる原因になりますので、太らせすぎないようにしたり、神経質な子がいるお家では多頭飼育もその子のストレスになりますので、必要以上におうちの猫を増やさないようにしてあげて下さい。

ウイルス性呼吸器感染症

呼吸器にウイルスが感染することによって、咳や鼻汁などの風邪のような症状をもたらす病気です。
猫風邪と呼ばれることもあります。
症状が軽い場合は数日で回復が見られますが、重症な場合や仔猫の場合には、高熱や食欲不振により命に関わることもあります。

こんな症状が現れたら要注意

  • クシャミ、咳、よだれが出ている
  • 目やにが出ている
  • 舌や口の周辺に潰瘍がある
  • 発熱、食欲不振

ウイルス性呼吸器感染症の予防

ワクチンの接種により予防することができたり、症状を悪化させないようにする事ができます。免疫が不安定な仔猫の時期には感染源との接触を避けるために、他の猫と接触をしない、外に出さないようにすることも⼤切です。

猫白血病ウイルス(FeLV)

猫白血病ウイルスを発症すると、貧血やリンパ腫、免疫不全などを起こす可能性があります。
猫は成長と共に免疫力が上がる傾向があるので、ウイルスの増殖を抑える力も上がります。
1歳を過ぎると免疫力が高くなるため、ウイルスの増殖を抑えられる割合も増えてきます。

こんな症状が現れたら要注意

  • くしゃみや発熱、風邪がなかなか治らない
  • 食欲不振
  • 風邪に似た症状がある

猫白血病ウイルスの予防

野良猫など感染している猫との接触がなければ、猫白血病のリスクはありません。室内飼いを徹底することが何よりの予防になります。もし感染した場合は、他の猫と接触しないように注意しましょう。保護した猫を家に迎える際は、必ずウイルス検査をしてから迎え⼊れて下さい。

猫エイズウイルス(FIV)

猫エイズウイルス(FIV)の感染は感染した猫とのケンカなどで傷ができた際や唾液などを介して感染します。
感染初期には発熱やリンパ節の腫れなどの症状がしばらく続きます。
その後症状が⼀度落ち着きますが、発症すると貧⾎や免疫不全に伴った様々な症状が⾒られます。

こんな症状が現れたら要注意

  • 体重が減少した
  • リンパに腫れがある
  • 口の中が妙に臭い
  • 慢性的な口内炎がある
  • 慢性的に下痢や鼻炎、皮膚病がある

猫エイズの予防

感染経路としては、猫エイズに感染している猫との喧嘩の際に噛まれる事が主な理由です。感染力が強いウイルスではないので、空気感染や皮膚が接触した程度では心配不要です。室内飼いでも脱走した際は、他の猫と喧嘩をした痕跡がないか必ず確認してあげてください。万が一、怪我をしている場合は診療を受けるようにしてください。また、保護した猫を家に迎え⼊れる際は、必ずウイルス検査をしてから迎え⼊れて下さい。

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